安部公房、小松左京、筒井康隆、笠井潔、大原まり子…。現代のSFをつくりあげた論客による、各時代を代表するSF批評全21編を収録。SFの成果を豊穣な思想史として位置づける。 歴史的文献を集大成した、珠玉のSF批歴史的文献を集大成した、珠玉 のSF批評アンソロジー。 (井上雅彦<読売新聞>2000年7月24 日付より) 過去の日本SFや海外SFを読み返す行為へとわたしたちをただちに誘うと同時に、わたしたちが抱いているSF観の再点検を通 じて、これからのSFの可能性を夢想させてくれる。(若島正<學鐙>2000年11月号より) 『日本SF論争史』を、必ずしもSFファンではない一般 の読者にとっても興味深いものとしてお勧めできるのは、SFというジャンルだけではなく、二十世紀後半における日本文学の変質と、その背景にあ る社会の変化を浮かび上がらせるからである。(佐藤亜紀<図書新聞>2000年9月16日付より)
目录 序説 日本SFの思想 第1部 SF理論のハードコア 第2部 論争多発時代 第3部 ニューウェーヴ受容後 第4部 サイバーパンク以前以後 第5部 ジェンダー?ポリティクスの問題系 序説 日本SFの思想 第1部 SF理論のハードコア 第2部 論争多発時代 第3部 ニューウェーヴ受容後 第4部 サイバーパンク以前以後 第5部 ジェンダー?ポリティクスの問題系
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